ヨガは自然の活動そのもの

きょうたくさん考え事をしていて、すっかり煮詰まってしまって気分も悪くなってきたので、これはいかん〜〜と思ってヨガをした。


呼吸にからだを預けながら太陽礼拝をしていると、なんともいえないあたたかさと優しさに包まれた。


その瞬間、


「あぁ。これが源の感覚なのか。」


って、なんか感覚で実感した。


言葉のない世界。


吐く息と共にからだが重力に合わせて脱力していく感覚、

吸う息と共に背骨が空に向かって果てしなく伸びていく感覚、

手が大地に触れる感触、

背中を伝って大地に身を委ねる感覚。


そこに、余計な言葉での説明は全くいらなかった。


じぶんと、それ以外のものとの境界線が知らない間に薄くなっていって、溶けてしまうような感覚。すべてを包んでいるような。


ただただ心地いい。


あえてなぜこの現象(心地いい、包まれる感覚)が起きるのか言葉で説明するならば、おそらくヨガをしているときは、五感に意識が向いている。呼吸の感覚、からだにかかる刺激に集中している。そこに「思考」が入り込む余地がないからだと思う。


そして、この吸ったり吐いたりすること、からだが動いていることこそが生命の動きそのものである。その活動と共にいることが、生命(根源)の意識そのものだからなんじゃないかなぁと。


思考の入り込んでこない世界には、言葉も存在しなくて、ただ事実だけが在る。


それが、自然 ナチュラルな姿なのかという気づきがあった、そんな朝でした。


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